生まれる唄






生まれる唄(2013.3.15-17  RAFT  / 東京)


DANCE/NEST⑦選抜作品


構成・演出・衣装・音楽: 尾花藍子
企画・主催:NPO法人らふと



身体と衣装と音楽のコラージュ作品。
作品テーマ『いままでと違う世界を生きるときの心の在り方について』





『生まれる唄』


                         photo by bozzo
季節は終わり、
寒い夏、暑い冬
熱い水、冷たい火
逆さなものが
すべて同じになって
新しく生まれる。

生み出す。
ここからはじまる。
あなたも、わたしも。







                         photo by bozzo

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      photo by bozzo
      photo by bozzo
























            photo by bozzo




 観覧者の言葉


尾花藍子さんのダンスをみていると、自分の無意識の世界とか、
シャドウの部分とかを自分で彷徨い歩いているような感覚を味わえました。
その先には希望があって。。
人間の心は奥深くておかしくてせつなくて狂おしくてずるくて純粋で愛おしい。

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なんともいえない不思議な世界に引き込まれてしまい、とにかく圧倒されました。
誰の真似でもない、オリジナルの身体表現。 異次元の芸術。

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尾花さんの作品は、「美しい」とか「かっこいい」とかそんな風に簡単に言葉に置き換えられるものばかり
ではなく、普段は外に曝されることのない内面的な世界を見てしまったような、見せつけられるような・・・
これは何?何?・・・と考えて、答えは出ないけど、目が離せませんでした。

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現代社会の縮図を感じた。
操り人形のように、現代社会の目に見えない糸で、操られている人間。
構成力とユーモアも加味された動きに魅力を感じました。

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一つの生物の一生が、走馬灯のように流れて行った、そんな感覚に見舞われていました。
生まれて死んだ、という表現をしたようにみえる場面があったけど、転生のようでもあって、しかし同時に
儚くもありました。






作品記録映像








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